プロダクトデザイナーは忙しい？
プロダクトデザイナーが世の中のどの業種と比較するのかでも変わってきますが、忙しい業種と紹介されることが多いです。
プロダクトデザイナーにはメーカーに所属しているデザイナーと、デザイン事務所に所属しているデザイナー、そしてフリーランスのデザイナーの3種類に大別されます。
この中でも、特に激務だと言われているのがデザイン事務所に所属しているタイプのデザイナーであり、残業が多く忙しいときは地獄と表現されることが多い建築業関連の業種と比較されることすらあります。
忙しい状況でも動けるかどうかが重視されることもあるため、何よりも体力が必要と叫ぶ経験者の方々もいるのです。
勤務時間が不規則になるから体力が必須
繁忙期になるととにかく忙しくなりやすいのがプロダクトデザイナーです。
特に、なかなかデザインが定まらずに各担当者やクライアントなどにラフスケッチをいろいろと提出しても全部突っ返されるような状況が続いてしまったら、精神的にも体力的にもかなり追い詰められます。
そんな状況では一秒でも速くデザインを完成させないといけなくなるので、勤務時間も不規則になるでしょう。
特に、海外の人達とやりとりする必要があるようなプロダクトデザイナーになると、勤務時間がさらに不規則になりがちですので体力的になんとか続けられる状況にならないとばててしまいます。
製品化したときの喜びがひとしおであると言われている背景には、このようになかなかデザインを決めることが出来ずに苦戦してあちこちに飛び回らなければいけない状況を経験しているから発せられているのです。
フットワークの軽さも大切
プロダクトデザイナーはいきなり仕事が入ってきたり、いきなりデザインの提出を求められるケースもあります。
そんな時にすぐに反応できるかどうかで、仕事を斡旋して貰えるかどうかが大きく変わってくるためレスポンス力も求められます。
フットワークが軽い人やレスポンス力が高い人は多くの仕事にありつける業種になっているため、そういった意味での体力も求められるでしょう。
フレックス制を導入しているところも
プロダクトデザイナーが所属しているデザイン事務所によっては出社必須時間を設定しているフレックス制を導入しているところもあります。
そういった事務所では忙しいときと忙しくないときの差が激しい事があり、忙しすぎるときは長時間勤務は日常的になり休日もすっとばされてしまうケースもあるのです。
しかし、忙しい波を乗り切ることでまとめて休みが取れるケースもあるためメリハリがとってもはっきりしているデザイナー業になっている人も日本に数多くいます。
業務量を調整して休日出勤分の代休と有給をセットにして、長期休暇を獲得して旅行に出かける人もいるのです。